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audiobook「イクサガミ」耳読書感想

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オーディオブック 耳読書 イクサガミ商品レビュー / 書評
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最近はスマホでの読書はほとんどしていません。目が疲れるし気が散る……

紙の書籍も読みますが、もっぱら耳読書!


ランニング・運転中・通勤・歩きでの移動……疲れている時や手を使いたくないときでも聴けるのは本当に重宝しますね。

そんな僕が使っているのはaudiobook.jp 。


そして、今日聴き終わった書籍があまりにも衝撃的だったので……誰かに伝えたくて仕方ない!
ということで、noteに残しておきます。

今村翔吾さんの「イクサガミ」です。




時代小説というのでしょうか。

つい最近はほとんど読むことがなくなってました。嫌いというわけではないんですが、何となく避けていたというか……正確に言うと、他に読みたい本があったから、でしょうか。
イクサガミを聴きながら、記憶の奥底から蘇って来ましたよ。

僕にも時代小説を読んでいた時期があったことを。
確か……「剣客商売」だったような……

いつ読んだのかは覚えていませんが、なんか楽しかったなあ……

おっと、話がそれてしまいました。


いざ、聴き始めると、最初の印象は少し退屈。
やっぱり、違う本にしようかなと感じた瞬間……
すいません、前言撤回です。

まんまとイクサガミの世界の中へ、
あっという間に引き込まれていきました。

何がすごいのかって……
キャラクターがこれでもかと動き回るんです。
居合い。つばぜり合い。体を思いっきりのけぞりながら、攻撃を紙一重でかわす。後ろに立ち退きながら、斬撃を放つ……

こんな様が、手に取るようにわかります。

いつ殺されるかわからないというスリル。
話が進むごとに増えてくる登場人物と絡み合う人間模様。
少しずつ明らかになる物語の全貌。主人公に隠された真実……

物語が終始そんな感じですから、もう先が気になって気になって、仕方ない……

注意深くオーディオブックを聴いているうちに気づきました。
刀が弾き合う音やその他の効果音も一切ないのです。
あるのは語り部の声だけ。情景がありありと浮かんできます。
これはまさに、詳細まで表現された文章の賜物です。
言葉に命を吹き込んだナレーターの方も、1名で何役もこなしていました。老若男女、全く違和感はなかったです。
こちらも本当にすごいの一言。

すると、感動と驚きの次にやってきたのは……

「こんなの書けねえ……」

というある種の絶望。てっぺんが見えない巨大な壁にはばまれた感覚です。もちろんモデルとしている話はあるでしょうが、頭の中だけでここまで詳細に書ける??
耳で聴いているはずなのですが、まるで映画やアニメを見ているような気持ちになりました。

昨日仕事で滋賀に行っており、運転しながらBLUETOOTHで聴いておりました。大音響のステレオは、イヤホンで聴くよりも迫力があります。
おかげで、話に集中しすぎて道を間違えちゃいましたよ……危ないですね。あなたは気を付けてくださいね。


audiobook.jp


僕が今まで聴いてきたオーディオブックの中で、「動き」や「吸引力」は間違いなくナンバーワン。もちろん、過去に聴いていた作品は、自己啓発的な要素を持つ物語や、ハートウォーミングな話など、割と動きの少なかったのもあります。

9時間の大作ですが、長さは微塵も感じませんでした。
それよりも、本当にいいところで終わってしまいました……
次出たら必ず聴きます!

あなたも是非試してみてくださいね。

以上、ドヤツエでした!

商品レビュー / 書評
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doyatsue

現在家族と離れ単身赴任中の営業マン
サッカー少年の二児の父親です。
常識を壊すような読書から気づき、自らの失敗からの学びを皆さんに共有していきます。趣味のお絵かきで楽しくスニーカーぬり絵もしておりますのでよろしければ見ていってください。

『ジョウロ』のゾウさんのドヤツエは、私のおおざっぱでテキトーな性格・能天気なところを抜き出しております。相方の『ジガゾー』は疑い深い保守的なところを採用しています。二人の掛け合いをお楽しみください。

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