【成敗利鈍】

成功するか失敗するかは
分からない。とにかく進む。

まだ見ぬ父への手紙(ググっても出てこない)

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●幼いころから母子家庭で母と祖母に育てられた自分。

●私が父となって10年。改めて自分の父について考えました。

●今までほとんど話せなかった父への思いをここにさらします。

●父に向けた手紙ですが、母子家庭の子供目線でも書きます。

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覚えている記憶は一切ないです。が。

お父さん、あなたの記憶は一切ありません

あなたの話は母から一切聞いたこともなく、

写真も1枚もないです

(あなたと一緒に写っていると思われる写真は、切り抜かれていました。)

何度か聞いたことがあるのは、まだばあちゃんが生きていた時の話です。

ばあちゃんにどんな人だったか聞くと

『ギャンブル好きで酒飲んで暴れてたけど、飲まないと優しい人だったんだけどねぇ』

一度、中学生ぐらいのときにあなたから手紙が来ているのを見たことがありました。

『ドヤツエは元気ですか。』と。

手紙を出したのを覚えていますか

残念ですが、その手紙を母は僕の目の前でビリビリに破いて捨ててましたよ。

ああ、そういうことか、、、と子供ながらに感じました。

その手紙こそが、僕の記憶にあるあなたとの見えない一瞬だけの接点でした。

どこに住んでいて、再婚しているとかは何となく祖母から聞いたのも覚えています。

ただ、繰り返しますが母からはあなたについての話を一切聞いたことがないですし

僕からも一度も聞いたことはありませんし、今後聞くつもりもありません

子供目線で、、、母子家庭でイヤだったこと。

あなたがいなくても母と祖母がいたおかげで、母子家庭という理由でイヤな思いをしたことはあまりありませんでした。 

ホッとしましたか?

しかし、

お父さんは何の仕事してるの?

お父さんの出身は?』『お父さんは、お父さんは、、、』

と聞かれるたびに、『母子家庭なんです、、、』と答えるのがイヤでした。

言うのもイヤだったので、適当に流すときもありましたが、

母子家庭と答えたときに場の空気が一瞬固まる感じと憐れむ感じ、、、

あの感じがとてもイヤでした。

あなたも離婚して苦労したかもしれませんが、

僕もそれなりにイヤな思いをしてたのですよ。それはわかって欲しいです。

子供目線で、母子家庭で困ったこと。

母子家庭だから、という理由で子供時代に困ったことはあまりなかったですね。

父の日にプレゼントで困った、、、などという記憶もないです。

※覚えていないだけかもしれませんが、、、

きっと保育園や母や祖母が配慮してくれたんだと思います。

よかったですね。

しかし、大人になってから困ることが多かったですよ。

今はもう大丈夫ですけどね。

●仕事を始めるまでは大人の目上の男性と話す機会が圧倒的に少なかったので、得意先の年長者に対して何となく苦手意識がありました。

※祖父もいなかったのも関係あるかもしれませんね。

●自分が父親になったときの『父親像』がなかったので、見様見真似で父親を演じでいました。

●子供にどう接すればいいのか、わからない時期もありました。

●父親というものがわからず、父親にかかわる本は何冊も読みました。

上記の苦悩は、あなたという父親の存在がなかったからこそです。

母子家庭で唯一よかったこと

つらつらと父というあなたがいなかったことでのマイナス面を書いてきましたが、

たった一つだけ、母子家庭でよかったことがあります。

なんだかわかりますか? あなたにはわからないですよね。わからないと思います。

それは、、、自分が父になり、見えないあなたの背中をすぐ越す事ができたからです。

あなたは僕の父であることを、すぐに放棄してしまいました。

深い事情はよく知りません。

そして、今の今まで息子である僕とは関わり・接触を持ちませんでしたね。

もしかしたら母に拒まれていたのかもしれません。それは理由にならないと思います。

なので、その時点で、同じ父親として私は勝ったのです。

心の奥底で、父親になったらあなたのようには絶対なりたくない

あなたには負けないと思って今まで生きてきました。

それだけが今思えば、よかったのかな、と思います。

父親として、あなたが与えてくれなかったもの

僕は色々なものを息子たちに与えてあげたいと思います。

もしあなたがいればやりたかったこと。

これは今更ですが、野球をやっていたので単純にキャッチボールがやりたかったですね。

親子のキャッチボール、これは僕の憧れでしたし、夢でしたから。

『お父さん、キャッチボールしよう』

息子はそう声をかけてくれました。

この小さな夢は自分の息子たちが叶えてくれましたよ

僕があなたにしてあげられなかったことを、僕の息子たちはしてくれます

あなたは今どうしてるのですか。もし子供がいたら同じようにしてもらえるのですか。

最後に。

あなたに会いたいと思ったことが何回かあります。

そりゃあ、自分のルーツですから。あなたは。

ですが、母に黙って会いに行っても、事前に会いに行くと伝えても

母は悲しむでしょう

祖母の遺言があります。

お母さんに優しくしてね

この約束を守り通すため、母を悲しませないため、僕はあなたには会いに行きません。

あなたを知らないままでいい、そう思っています。

今のままで十分幸せだからです。自分のルーツを知ったところで現実は何も変わらないからです。

今こうして、文章を書いてすっきりしました。ありがとうございました。

それでは、どうかお元気で。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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生まれて初めて書いた父親への手紙。いかがでしたか。

父からの愛情を受けずとも、母からの無償の愛をたっぷり受けて育ちました。

若いころは全く気付かず、愛の大きさに気づいたのは最近になってからです。

大好きな重松清さんの『送り火』でこんなフレーズがあります。

「お母さんも、家族を考えるとき、自分のことは入れてなかった?」

「なんとなくね」母親はくすぐったそうに笑う。「家族のために美味しいごはんをつくろうっていうときは、あんたとお父さんのことしか考えてなかったなぁ……」

重松清「送り火」p302

この文章を読んで、母の顔が浮かび急に胸が熱くなり、勝手に涙がこぼれだしました。。。

なんて表現だ・・・そのときに母親から愛されていることに気づいたのです。

不器用で愛情表現が苦手な私でも、気づくことができた。

あなたの宝物であるお子様も、あなたの愛の深さに気づくことでしょう。

だから、父親がいなくても大丈夫なのです。

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続きが気になる方。第二話も是非見てみてください。

母子家庭の息子の目線で語る。想い。当たり前のことが当たり前でない。
母子家庭の息子の目線で書いた記事です。普通の家庭で当たり前のことが当たり前でない。ですが、母子家庭だから感じられることもあります。

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男としての自分のルーツを探す旅にも出ています。

祖父と自分の歩みを比べると、自分の命の重みに気づいた。
祖父と自分の歩みを比べると、繋がれてきたこの命の重みに気づきました。祖父があの戦争を生き抜いたからこそ、今の自分がいます。繋がれてきた命を意識して、今を強く生きていくことを決意しました。

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どうしても気になる父の存在。父に会うべきか電話占いで聞いてみました。

母子家庭の息子が電話占いで『父に会うべきか会わないべきか』聞いてみた
母子家庭の息子が生まれて初めて電話占い【シエロ】をしました。悩みの内容は生まれてから一度会ったことがない【父に会うべきか会わないべきか】です。占いは未来を予測するだけでなく、悩みでぐちゃぐちゃになっていた私の思考もたったの10分で丁寧に分解してくれました。

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※親しい友人もここまではしらない。幼少期からのドヤツエがわかります。

幼少期の痛い思いが原体験となり、

痛み=【失敗】を無意識に避けるようになっていました。

幼いころから現在まで劣等感の塊でした。

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で終始自信のない自分も浮かび上がってきました。

自信を取り戻し、失い、、、一体何が自分の自信となるのか、それがわかったのはごく最近です。

私が変化していく様子を見てもらえれば幸いです。☟

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母子家庭の息子目線
doyatsue

現在家族と離れ単身赴任中の営業マン
サッカー少年の二児の父親です。
常識を壊すような読書から気づき、自らの失敗からの学びを皆さんに共有していきます。趣味のお絵かきで楽しくスニーカーぬり絵もしておりますのでよろしければ見ていってください。

『ジョウロ』のゾウさんのドヤツエは、私のおおざっぱでテキトーな性格・能天気なところを抜き出しております。相方の『ジガゾー』は疑い深い保守的なところを採用しています。二人の掛け合いをお楽しみください。

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