赤ちゃんの足に本当に大事なコトって何か考えたことありますか?ファーストシューズの今までの常識を壊し、知られざる赤ちゃんの足の知識をご紹介します。
『ママへ。ぼくたちの足のことはコレさえもう知っておけば大丈夫』
イタリア生まれのファーストシューズ※革靴とスニーカーの比較のみ知りたい方は<06>から目次で飛んでくださいね。
ファーストシューズ:ママたちの悩みを調べてみました
●悩みランキング1~20位(yahoo知恵袋 無作為に120件抽出)
赤ちゃんと暮らすのはただでさえ大変ですよね。そんな中、先生が教えてくれるわけではない、靴のこと。
ママたちが限られた時間の中で正しい知識や情報を得ることは困難、というか無理です。
悩ましさがランキングがにじみ出ていますね。。。情報源がネットや口コミだけだと、どうしても偏ってしまいますね。
NO | 悩みの内容 | 投稿数 |
1 | どのメーカーがオススメ? | 38 |
2 | ファーストシューズを履く時期 | 18 |
3 | どこで買える? | 16 |
4 | サイズは? | 15 |
5 | どれくらいの期間履ける? | 4 |
6 | どの形? | 4 |
7 | 室内履き? | 4 |
8 | 底が柔らかいほうがいい? | 3 |
9 | プレシューズ? | 3 |
10 | 固さでの違いは? | 3 |
11 | タブー? | 2 |
12 | 月齢は? | 2 |
13 | ハイカットがいい? | 1 |
14 | きついほうがいい? | 1 |
15 | スニーカータイプがいい? | 1 |
16 | スポーツメーカーがいい? | 1 |
17 | 素足のまま、靴下? | 1 |
18 | おさがりでもいいの? | 1 |
19 | とってある? | 1 |
20 | 見た目か機能か | 1 |
120 |
少しでもママたちの力になりたい!
me tooだ!
そんなママたちに役立つ、子どもの足を救う知識をガンガンご紹介していきますよ!
ファーストシューズ:子ども靴の誤解を解きたいのです
誤解?どういうこと?
まずは、日本の靴の歴史を知る事から、、、
私たちが広く一般まで靴をはくようになったのは戦後のこと。たかだか50年の歴史です。
引用元:大谷知子(1996年)宙おおぞら出版 『子供靴はこんなに怖い』 p203
日本の靴の歴史って実は浅いんですね。。。
20年以上前に出版されたこの本の著者『大谷和子』氏は子供靴の誤解について、下記のように指摘しています。
子供の柔らかい肌を傷つけないためにはソフトな素材が必要ですが、一般に出回っている柔らかい靴は、子供靴も、大人の靴も、すぐに型くずれしてしまうようなグニャグニャの靴。
こんな靴は、足に悪影響を及ぼすだけです。にもかかわらず日本ではこんな靴が『ソフトな靴=はきやすい靴』としてまかり通っています。
引用元:大谷知子(1996年)宙おおぞら出版 『子供靴はこんなに怖い』 p21
警鐘を鳴らしていますが、現在もこの考え方は変わっていません。。。なんて恐ろしいことでしょうか。
子どもに靴をはかせるの大変です。とくに歩き始めたばかりの子供は、足をあっちこっちに動かして、おかあさんはとても苦労します。
気付かないうちに、「はきやすい」が「はかせやすい」に変わってきてしまっているのかもしれません。(中略)
自分の子が幼稚園、保育園で苦労をしたらかわいそうと、脱ぎやすく、足を入れやすいという意味の「はきやすい靴」を選んであげたくなる気持ちも分かります。
でも、それは間違った思いやりというものでしょう。歩くためにはくのが靴。靴は決して、脱ぐためにはくものではないのです。
引用元:大谷知子(1996年)宙おおぞら出版 『子供靴はこんなに怖い』 p27
子供の足の成長を第一に考えない、子どもの靴や足について知識を得る場がないのでどうしてもママ主体で考えてしまう、、、
年月が経った今でも残念ながらその事実は変わっていませんでした。
今この記事を読んでくださる方から、子どもたちの足の未来を変えることができます!
●日本の靴の歴史は浅い
●履きやすい靴=大人が履かせやすい靴=柔らかい靴
●靴は履くためのものではなく、歩くためのもの
ファーストシューズ:海外の子ども靴に対する関心はどうなんでしょうか?
日本より靴を履く文化の長い欧米諸国では、靴に対してどんな認識なのでしょうか。
子供たちにとって、靴は足を育てる道具であり、欠かせない健康具です。それは、大昔から靴文化のある欧米では当たり前のことです。
それを端的に表しているのがドイツもフランスにも、アメリカにも、靴を健康具として処方する専門家がいるという事実です。
引用元:大谷知子(1996年)宙おおぞら出版 『子供靴はこんなに怖い』 p101
日本人には靴に対して『足を育てる』という考え方はなく、ファッションやただ歩くための道具としか見ていません。
その象徴=【子どもの足に対する無関心さ】が上履きです。
子どもの足にかかる負担や健康を考えれば、あんな形にはならないはずです。
いざ考えると、上履きの姿は自分の小学生時代から何も変わっていませんでした。。。
おかあさんは子供の歩き方を見て、おかしいなと感じたら、あるいは外反足の傾向が強いのではと不安になったら、すぐにマイスターのような専門家を訪れ、靴に処方を加えてもらったり、中敷を作ってもらったりしているのです。
欧米のおかあさんたちは、足の大切さを知っている。そして、悪い靴の怖さと、良い靴の効果を、ちゃんとわきまえているのです。
引用元:大谷知子(1996年)宙おおぞら出版 『子供靴はこんなに怖い』 p104
遠い昔から脈々と受け継がれてきた子どもの足の大切さ。
それが知識の基盤としてあるからこそ、欧米のママは子どもたちの足としっかり向き合っているんですね。
残念ながら日本にその環境はほとんどありません。
●海外では子供の【靴は足の健康具・成長を支える道具】という認識
●靴や足の不具合を見る専門家もいる
●今の日本にその発想はない。。。
でもなぜファーストシューズに革靴?
赤ちゃんの足に革靴・・・
私たちの今までの常識からすると、違和感しかありませんが、革はおしゃれな見た目だけではなく、実はとても優れた素材だったのです。
革は天然の素材。動物の皮膚ですから、表面には無数の孔があり、呼吸しています。
革は、靴の中の湿気を吸収し、外に吐き出してくれます。吸透湿性に優れているのです。
引用元:大谷知子(1996年)宙おおぞら出版 『子供靴はこんなに怖い』 p107
そして、革は足によくフィットします。なぜなら、縦、横、どの方向にも伸び、そしてまたもとに戻るからです。天然の素材。
動物の皮膚ですから、表面には無数の孔があり、呼吸しています。(中略)”靴がフィットしている”というのは、足と靴が一緒に動くということです。
引用元:大谷知子(1996年)宙おおぞら出版 『子供靴はこんなに怖い』 p107
高貴な見た目・優れた機能素材の天然皮革に、赤ちゃんの足の健康を徹底的に考えた【モネリーナ】が革靴に命を吹き込みます。
それは日本人のファーストシューズに対する常識を遙かに超えています。
【革の特徴】
●革は縦横方向にもしっかり伸び、足にフィットする
●天然の革の表面には無数の穴があいており、足のムレを外に出すことに優れる
ファーストシューズの常識を超えた革靴【モネリーナ】とは?
まずはパンフレットから、見てみてね。
どれどれ・・・
なんとなく、伝わりましたか。他にもファーストシューズに革靴はありますが、ハンドメイドするものや可愛いものが多く、モネリーナほどのカカトへのこだわりや赤ちゃんの足への配慮を施した革靴は見当たりません。
【モネリーナの特徴まとめ】
●赤ちゃんの足にぴったりフィットするのでつま先まわりにゆとりを設けている
●骨も未熟な赤ちゃんの柔らかいカカトをしっかり支える堅いカウンター
●山羊の中敷きを使用し、足裏も蒸れずに衛生的
●靴紐を使って赤ちゃんの足の大きさに合わせて正しくフィットすることが足の安定につながる。
●全て天然皮革の手作り
ところで、このファーストシューズ【モネリーナ】っていくらすんの?
インターネットで送料込みの税込¥20,000!
高い!ちょっとしか履けないのに、高すぎでしょ。
3ヶ月でサイズアウトするとして、1日あたりたった200円ちょっとだよ!ものは考えようだね!
成長するので、いつかはサイズアウトはしてしまいます。
しかし、この記事を見つけて頂いて得た子供の足の知識は一生使えます。
次の章ではスポーツメーカーであるアシックスとの徹底比較と、モネリーナの靴へのこだわりが垣間見える革靴の細部をご紹介します。
モネリーナVS アシックス
ファーストシューズ:モネリーナ VS アシックス。同じ足のサイズ(11.5㎝)で徹底比較してみました
まさに異種格闘技戦さながらの、ファーストシューズの革靴vsスニーカー対決。まずは写真でチェック!!
全体像から比較してみた
▼正面からの比較
※ひもを結んでいるせいか、モネリーナのほうがだいぶスッキリ見えますね。
▼つま先の高さの比較
※ボールペンが右に微妙に傾いていますので、向かって左のモネリーナのほうがつま先が高くなっていることがわかります。
つまり、つま先の部分に余裕があることになりますね。しっかりしたつま先の造りは足が当たると違和感を生じます。
逆に柔らかいつま先はそういった違和感に気が付かないまま、足が成長してしまうんですね。。。
▼後ろからの比較
※正面から見るよりも、モネリーナのカカト周りがだいぶほっそりしている印象です。
この狭さが未発達の柔らかい赤ちゃんのカカトのグラつきをしっかり押さえているんですね。
▼真上から見た比較
※履き口はそれぞれたっぷりあります。
▼ソールの比較
※形が全然違いますね。やはりモネリーナのほうが細身です。
部位毎の比較(測定値もアリ)
▼カカトの高さ(モネリーナ)約6㎝
▼カカトの高さ(アシックス)約5.6㎝
▼カカトを押し込むと・・・(モネリーナ)
※ベージュ部分の素材が固く、大人の力でもなかなか曲がりません。
この固さが赤ちゃんの未発達なカカトをしっかり支えることができます。
▼カカトを押し込むと・・・(アシックス)
※へにゃっとカカト部分の約半分は折れ曲がってしまいます。
▼ヒールカウンターの大きさ(モネリーナ)
※土踏まず~カカトにかけて、大きくヒールカウンターを取っています。
(うっすら写っているのが固い部分です)この部分がしっかりとした素材で出来ていない靴はカカトのグラつきを抑えることができませんのでご注意を。
▼ヒールカウンターの大きさ(アシックス)
※アシックスはモネリーナに比べると、ヒールカウンターの面積がだいぶ狭いです。
▼土踏まず~カカト~足の外側まで伸びるカウンターの長さ(モネリーナ)14㎝
▼土踏まず~カカト~足の外側まで伸びるカウンターの長さ(アシックス)12.5㎝
▼カカトの幅(モネリーナ)約4㎝
▼カカトの幅(アシックス)約4.7㎝
ファーストシューズ:モネリーナ VS アシックス 比較動画
写真だけでは伝わりきらない素材感を伝える簡単な動画を作成しました▼ 靴に大事なつま先とカカト周りのチェックを行っています。
さっきのパンフレットといい、この動画といい、カカトが何で大事なのかもっと教えて!
いいところに気が付いたね。。。
子供、とくに歩き始めの幼児は、軽い外反足が自然に見られます。しかし、いつまでも外反足の傾向が続き、その状態で骨が固まってしまうと大変です。不完全な足のまま大人になってしまうからです。
だから、靴が大切。くるぶしまである靴でかかとの骨を真っ直ぐに支えてあげる必要があります。
引用元:大谷知子(1996年)宙おおぞら出版 『子供靴はこんなに怖い』 p82 p83
これが外反足(がいはんそく)です。
後ろから見るとアキレス腱からかかとのラインが真っすぐではなく、かかとの骨が外側に回転してしまっている状態を言います。
いかがでしょうか。わかりやすく言うと、骨折をしてギブスで固定したり、添え木して骨が戻るまでしっかり治すのと同じですよね。
このように考えると、靴=【子どもの足を育てる健康器具】という考えもうなずけます。
※子供の足の大切なこと。もっと知りたいという方はこちらも読んでみてください。
ファーストシューズ:モネリーナ VS アシックス 比較まとめ
写真と動画は見てもらえたかな?比較を表にまとめたよ!
【モネリーナ】 | アシックス | |
MADE IN | UE(ヨーロッパ) | インドネシア |
アッパー素材 | 天然皮革 | 人工皮革 |
税込価格(メーカー希望) | ¥20,000 | ¥5,940 |
カカトの高さ | 約6㎝ | 約5,6㎝ |
カカトを押し込む | 少しつぶれる | グニャっとなる |
ヒールカウンターの大きさ | 縦横ともに大きい | 横に大きい |
カウンターのぐるりの長さ | 14㎝ | 12.5㎝ |
カカトの幅 | 約4㎝ | 約4.7㎝ |
つま先の芯 | あり | なし |
※モネリーナのピンクカラーは税込25,000です
赤ちゃんの柔らかい足をカカト・つま先の要所要所を固いパーツでより広くカバーし、足の成長を靴でしっかり支えるのが【モネリーナ】ということがわかりますね。
ファーストシューズ:モネリーナのデメリットをお伝えします。
デメリットを包み隠さず正直にいいます。
💀当然ですが、雨の日のご使用にご注意ください。染みになってしまう可能性があります。
💀中敷きが取り出せません。
しかし、このデメリットは革靴ならでは、メリットと表裏一体なのです。
本革は使えば使うほど、馴染んで味わいが出てきます。
お子様が使わなくなってからも経年変化を楽しめます。
モネリーナの革靴を眺めれば、過ぎ去った時間を思い起こすこともできるでしょう。
靴のアッパーが単にインソールに糊付けされているのではなく、インソールに縫い付けられています。このタイプの洗練された職人技は靴により良いしなやかさを与え、足は心地よく包まれている感覚がします。
引用元:https://www.monellina.jp/user_data/what.php モネリーナ公式サイト
インソールとアッパーが一体になることで、赤ちゃんの足と革靴のフィット感がよりアップします。
結論:モネリーナで子供の足に対する考え方を変えませんか
赤ちゃんの足のこと、モネリーナがいかに考えられているかがわかったね!
すごく勉強になったぞ
個人差はありますが3歳までは半年で約1センチ足が伸びます。靴のつま先から一番長い指までの余裕が5ミリより少なくなったら靴の買い替えときです。3ヶ月もすれば履けなくなってしまうファーストシューズ。
しかし、ファーストシューズ【モネリーナ】の細部へのこだわりで、いかに靴の作りが赤ちゃんの足に重要か気づかされます。
そして、この知識と子どもの足に対する意識を身に付ければ、この先足の悩みで子供たちを苦しめることはなくなります。
この世に生を受けた赤ちゃんが生まれて初めて履くメモリアルシューズ。
これからも一生付き合っていく大事な大事な足。
赤ちゃんが大地を踏みしめる記念すべき第一歩を飾るのは・・・
●工場のラインで流される高機能・低コスト・大量生産のスニーカーか
●イタリアの職人さんが1足1足心を込めて手作りしている革靴か
選んであげられるのは親であるあなたしかいません。お子さんの成長を一緒に見守りましょう。
最後にフェラガモの創業者、サルバトーレ・フェラガモの自伝にこんな言葉があります。
「フィッティングが大人のあなたに重要であるとすれば、あなたの子供さんにはさらにいっそう大切なことです。成長途中の子どもの足を束縛してはいけないのです。」
引用元:大谷知子(1996年)宙おおぞら出版 『子供靴はこんなに怖い』 p138
あなたの足元を彩る素敵な靴と、お子様の足のこれからの成長を決めるファーストシューズ。
あなたの子ども靴への認識を変え、この機会に是非両者を比べてみてください。
日本の子どもたちの足元を一緒に変えていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!以上ドヤツエでした!
※モネリーナは商品到着後2週間以内ならサイズ交換を送料無料(返品送料+再交付送料)で行えます。サイズ選びに悩んでいるママには嬉しい特典ですね。
赤ちゃんの足を守り しっかり固定する【モネリーナ】※こちらが今回のブログ記事作成に使った本です。20年以上前の本ですが、靴の知識と子供の足の知識がたっぷり詰まっていますよ。今読んでも参考になる一冊です。
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合わせて読んでいただきたい記事をご紹介します!
※子どもの足裏マッサージにかくされた本当の理由を暴いた記事はこちら
※みんな知らない子どもの成長と足の関係。ぜひ一読してください>>
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親しい友人もここまではしらない。幼少期からのドヤツエがわかります。
幼少期の痛い思いが原体験となり、
痛み=【失敗】を無意識に避けるようになっていました。
幼いころから現在まで劣等感の塊でした。
原体験ドリブン
で終始自信のない自分も浮かび上がってきました。
自信を取り戻し、失い、、、一体何が自分の自信となるのか、それがわかったのはごく最近です。
私が変化していく様子を見てもらえれば幸いです。☟
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